【盲目の8年間】に費やした恋の代償とは?歌舞伎町ホストとの濃密な日々を告白


ホストクラブは、ホストと呼ばれる男性従業員との飲食や会話に、もっぱら女性が顧客として対価を払う、接客系の風俗営業店。日本では東京都新宿区歌舞伎町を中心に、東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、北海道などで見られる。日本国外では中国上海に見られる。女性が男性からの接待に対して対価を支払う数少ない…
86キロバイト (14,037 語) - 2023年5月6日 (土) 01:34


#愛した男は歌舞伎町のホスト #盲目の8年間 #高級車1台分費やした女性

いつかは、結婚できると信じていた。大好きだったーー。

歌舞伎町のホストクラブに、札束を握りしめて向かった。必死で貯めた125万円は、彼の誕生日に一夜にして消えた。大学生のころに足を踏み入れ、卒業後は会社員をしながら、約8年間、愛と金を「担当」に注ぎ続けた。

元「ホス狂い」を自称するサキさん(東京都内在住・30代女性)は「高級車一台は買えるぐらいのお金を使ったと思う。盲目になっていた」と2年前を振り返る。なかなか抜け出せない「ホスト沼」にハマった彼女は、一途に「推し」を愛するだけの、どこにでもいる大学生だった。

歌舞伎町で「100店舗以上」をまわる日々

音楽や漫画、アニメが好きなサキさんは、気に入ったアーティストキャラクターを応援する「推し活」をしながら、学業やアルバイトに全力で打ち込む大学生活を送っていた。SNSでは共通の趣味をもつ仲間と積極的につながり、交友関係も広かった。

19歳のころ、初めて歌舞伎町に足を踏み入れた。「ホス狂い」を自称し、専門学校に通いながらキャバクラで働く友人から「初回に行こう」と誘われたのがきっかけだ。「初回」とは、初めて行く店を安価で利用できるシステムで、1時間500円の店を2軒まわった。遊び方を知っている友人との時間は楽しく、異世界観を堪能した。

その後も週1回、ひとりで「初回めぐりの旅」を楽しみ、100店舗以上に足を運んだ。毎月のバイト代は、ホストに消えた。今でも、初めて指名した10歳年上のヴィジュアル系イケメンホストのことを覚えている。飲みっぷりがよく、トークもおもしろかった。

「年上の男性がカッコよく見えたんです。いろんな人を指名しましたが、人としてクズだなと思うと、彼の元に戻ってしまう。『また帰ってきたか』と受け入れてくれました」

月に1・2回指名したが、長くは続かなかった。再び初回めぐりをする中で出会ったのが、入店して3日目の新人ホスト・ツカサ(仮名)だ。8年の月日を彼に捧げることになるとは、想像もしていなかった。

●8年間続いた「プラトニック」な関係

ツカサは、共通の趣味をもつ同じ歳の大学生高身長だが、ホスト特有の鋭さはない。接客も不慣れで、メールの署名欄には本名が書かれていた。その後も「ガチ営業」とは程遠いメッセージが届いた。「明日1限あるから、電話で起こしてくれね?」。そんなことばに、親近感を覚えた。

社会人になった23歳のころから、指名客として本格的に通い始めた。ツカサは大学を中退し、ホストに専念していた。同伴でライブに行ったり、手をつないだり、ハグをしたり、側から見れば「恋人」同士と変わらない。漫画喫茶やホテルで一緒に寝たこともある。だが身体を求められたことは一度もない。あくまで「プラトニック」な関係だった。

店では、1回に1万から7万円程度を使った。イベントがあれば、駆けつけた。誕生日には100万円のタワーシャンパン1本を入れ、現金で125万円支払ったこともある。努力して貯めた札束は「意外に薄かった」。店やホストが飲食代を立て替え、後払いにする「売掛(うりかけ)」をしたことはない。彼に迷惑をかけないためにも「払える範囲でしかお金を出さない」と決めていた。

20代でホスト遊びを終わらせたいと思っていました。この人といつか一緒になる。私が働けば、なんとかなる。だから、早く結婚して。毎日そんな気持ちでした」

ホストをやめる素振りがない彼に怒りが込み上げ、長文のLINEを送りつけたこともある。思い通りにならない現実に苦しむこともあった。周囲に止められたが、誰のことばにも耳を傾けなかった。「盲目でしたね。彼のことが大好きだったので」

●果たされなかった「約束」と突然の別れ

8年も続いたホスト推しの日々は、突然終わりを迎えることになる。2020年の冬、新型コロナウイルスに感染したサキさんは、未知の病への不安と闘っていた。濃厚接触者となった同居親との関係も悪化し、ストレスに押し潰されそうだった。誰とも関わりたくなくなり、未読のLINE2000件をこえた。

こころの支えは、ツカサだった。完治後は、一緒にライブに行く約束がある。励みに日々過ごしていたが、突然連絡が取れなくなった。店のスタッフに聞くと「あいつ、辞めたよ」と言われた。翌月の彼の誕生日に「おめでとう」と送ると、ようやく返信がきた。「話ができる状況じゃないから、待っていてほしい」と書かれていた。

「すーっと、こころが冷めていく感覚でした。その後、別の店でホストをしていることがわかり、吹っ切れて、SNSLINEをすべてブロックしました」

別れから2年。ホストクラブには、足を運んでいない。今は仕事をしながら、彼と絶縁後に知り合った恋人と平穏に暮らしている。

●ホストに依存し、抜け出せない人も

沼に墜ちたとしても、サキさんのように自力で抜け出すことができた人もいる。一方で、依存し、こころを壊したり、仕事を辞めたりする人もいるという。

ホストにのめり込んだ彼女たちは、人との距離感をうまくつかめず、初対面の相手に馴れ馴れしかったり、「誰かに構ってほしい」一心からOD(オーバードーズ:大量服薬)を繰り返したりする女性だった。

「お金をかけてでも構ってほしい。イケメンを近くで見たい。優越感にひたりたいという人は、なかなかやめられないように感じます」(サキさん)

ホスト通いをやめたい。彼との関係がつらいーー。そう思っているのに断ち切れず、今日も闇の中で苦しんでいる人がいる。それは、身近な誰かなのかもしれない。

19歳、愛した男は歌舞伎町のホストだった 盲目の8年間で「高級車1台分」費やした女性


(出典 news.nicovideo.jp)

風見ケイ

風見ケイ

Colaboの『バスカフェ』が「実はホスト狂いの風●女を助けていただけでは」という疑惑が上がってきたから「ホストにのめり込む事自体は普通の事。だから女性支援だ」というロジックを組む為だけに出した記事‥‥‥ですかねえ。とりあえず記事の女性には「1回1〜7万」「誕生日に125万」をどうやって捻出したのか聞いてみたいところです。

てぃあ

てぃあ

キャバ嬢に入れ込むと馬鹿な男、ホストに入れ込むと可哀そうな被害者女性。まずこの辺の意識から改革していかないとですね。

一般通過ゲスト

一般通過ゲスト

正式に交際してるわけでも婚約してるわけでもないのに結婚意識して仕事辞めろって迫るとか怖すぎ 男女逆だったらぶっ叩かれてるな

コウナ

コウナ

男女逆転したら自業自得って言われそう